スプール径による最大巻上げ力&最大巻上げスピードの変化

 



 

モーターを前に出してスプールを細くしてある
電動リールとモーターをスプール内にしまって
スプールを太くしてある電動リールでは
どの地点で図るかによって明らかに
数値に大きな差が出来てしまいます。

少し解説するとこんな感じです。


スプールが小さい場合はスプールに近づくに
つれて力は強くスピードは遅くなります。
スプールが大きい場合はスプールに近づくに
つれて力は小さくスピードは速くなります。

てこの原理なのでもの凄く当たり前の事ですが
こと電動リールにとってはとても大きな違いです。

例えばスプールの細い電動リールの場合糸を巻く
量によって力もスピードも大きく変化する事になり
ます。糸を放出している最初は力が強く遅いが
巻き終わる後半の時は力が弱くスピードが速く
なります。ある意味合理的で釣り物によっては
便利な部分もあります。
釣り場の水深がほとんど変わらない場合水深+α
の糸巻き量で行えばリールのパワー面での最大値
を引出せます。逆にスプールいっぱいまで巻いて
しまえば スピード面での最大値を引き出すことが
出来ます。

※絶対的なモーターのパワーとギア比 は変わらない
  ためあくまでそのリールにおけるスピードとパワー
  に限って言える事です。


スプールの太い電動リールに関して言えば全く逆の
発想が出来ます安心してスプールに沢山の糸が巻け
ますしいつも安定したパフォーマンスが発揮できるっ
てことが言えます。

まとめ

●スプールの細い電動リール

発表されているスピード・力の数値はまやかしで
使用の条件化において大きく変化する為スプール
の使い方次第で色々変化させることが出来る。

●スプールの太い電動リール

発表されているスピード・力の数値はブレが少なく
様々な条件化において安定したパフォーマンスが
期待できる。^^