ワカサギマチックDDM&クリスティアCR徹底比較No.1縦?横?

 
クリスティアワカサギCR・ワカサギマチックDDM   クリスティアCRワカサギマチックDDM
大きな違いとは・・・・見て明らかですが、
スプールの設置の方法(縦型・横型)が
大きく違っています。^^

重心が高くなってしまう縦型(ワカサギマチック)に
対して重心が低く抑えれる横型(クリスティア)の
違いは前回説明しましたが、では縦型と横型で糸の巻
きかたやその他の部分の設計はどう違っているのか?
一番気になる性能はどう違うのか?検証してみます。
まずは大きく違う三点について説明します。^^
     
ワカサギマチックDDM横長ガイド
クリスティアワカサギCR極小ガイド
  @横長ガイド&極小ガイド

写真で分かるように大きく違うDDMの横長ガイドと
CR(MR)の極小のガイド は後ほど書く横スプールと
縦スプール の巻上げの違う性質から出来てきた形
と言えます。




※DDMのスプールがらみについて

参照@参照A
DDMの純正横長ガイドをそのまま使うと
かなりの確立でガイド絡みが頻繁に起こっ
てしまいます。^^その対処策として
以下の改造を紹介しておきます。

改造に関してはメーカーの修理や補償が
受けられなくなる可能性が高く・・・
自己責任の上でお願いします。^^

⇒ガイド改造前編後編

     
クリスティアワカサギCR
ワカサギマチックDDM
 

A巻取りの性質

縦と横?どう違うのか?手にして使って
みるまでは分かりませんでしたが、ラインの
巻き取られ方に大きく違いが有ります。


ダイワが開発を進めている横型は一点で
巻取りを行なってしまいます。その為重なって
しまい軽負荷で巻取りを行なうワカサギ釣り
ではラインが浮ついてしまいます。⇒参照@A


シマノが開発を進めている縦型は横に
横に振れやすく巻いている内にスプール内の
巻きの少ない低い方向に振れて行く傾向に
有りますが外部ガイドや傾きなどのその他の
要因によって影響されやすいです。^^
幅を広く作ることでダイワのような一点巻き
取りを軽減しようとしているのでしょうが、
残念ながら幅広ガイドが持て余してしまって
います・・・・

     
クリスティアMRスプール  

先日スプールの計測によって様々な寸法の
違い は書きましたが⇒参照
一点で巻いてしまうCRの横型スプールは一点
に集まっても分散できるようにVスプール化
したと言えます。実は前進のMR純正スプールに
も 写真のように上部に巻き過ぎ無い様に肉盛り
してあります。

以上の検証からガイドを小さくしてあえて一点に
集中させて巻取りを行いラインのトラブルを軽減
させようと開発してきた横型スプール(ダイワ)
とスタイリッシュに幅広く巻いて機能的に進めた
縦型(シマノ)のリールと言えます。^^